【Starbucks】値上げの波はスターバックスにも・・・

2023年4月以降の価格改定に関して
　スターバックスコーヒージャパン株式会社は、調達コスト（物流費含む）やエネルギーコスト等の上昇を踏まえ、引き続き人材への投資によるスターバックス体験のさらなる向上、および商品の安定供給による堅実な事業継続を図るため、2023年4月12日（水）より、ラテ、フラペチーノ®をはじめとする定番ビバレッジ、およびフードの価格改定を行なうとのことです。

　具体的には、定番のビバレッジは5円～32円（税抜）、定番のフードは5円～21円（税抜）改定されます。また、スターバックスリザーブ®販売店舗、スターバックスリザーブ® ロースタリー東京、プリンチ®商品取扱店舗についても同様の方針に準じて改定されるそうです。なお、ドリップコーヒー、2杯目を特別価格でご提供するOne More Coffeeについては引き続き現価格にて提供を継続するそうですよ！

スターバックスは、一杯のコーヒーを通じて、お客さまの心を豊かで活力あるものにするため、それぞれの地域でつながりを育んでまいりました。この先の未来もお客さまに心あたたまるひとときをお届けし続けることを目指し、適切かつ安定した調達に取り組むとともに、今後も全国のお客さまと約5万人のパートナーとのつながりを深め、スターバックス体験の価値向上に努めてまいります。

とプレスリリースにて発表されていました。

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コーヒーの価格は据え置き！

Coffee Coffee Beans Starbucks - WallDevil

　今回の発表で私が一番驚いたのは、ドリップコーヒーやカフェミスト、コーヒー豆などの価格が据え置きになることでした。

国際コーヒー相場は、ブラジル・コロンビアなどの主要生産国において、多雨が原因による生産量の減少が懸念され、コーヒー相場を急激に押し上げています。今後の天候次第によって、相場が更に大きく動く可能性があります。
更に、欧米のコーヒー在庫減少が続いており、生産国からの出荷数量が減っている事から、需給バランスが危惧され、コーヒー相場押し上げ要因が加わる形となっています。
根本要因は、ブラジルのコーヒー生産者が、肥料価格の上昇を受けて、販売価格が上がらないと出荷出来ないと言い出しており、この事がコーヒー相場上昇を促した形になっています。

　世界的にコーヒーの価格高騰が懸念される中で、スターバックスコーヒーでは今回ドリップコーヒーをはじめとするコーヒーに関しては価格据え置きとの発表でした。

これからどんな風に世界情勢が変わっていくか分かりませんが、コーヒー生産国で生産者の方々が心を込めて作ってくれたコーヒーであることに変わりはありません。

コーヒー生産国に想いを馳せながら、明日からもスターバックスコーヒーでコーヒーを楽しみたいと思います！笑